商品紹介

日本一の湖 琵琶湖の鮎

鮎は、アジアでは「香魚」とも呼ばれ、高級魚として人気の高い川魚です。
日本一の湖、琵琶湖には陸封された鮎が多く生息しています。
琵琶湖の鮎は、8月の終わりから10月にかけて、年間100億粒以上の産卵をします。孵化した仔魚は12月頃まで、岸から近い浅瀬で動物プランクトンを餌にして育ち、12月下旬~冬の寒い間は琵琶湖の少し深いところへ移動して春を待ちます。琵琶湖から出ない鮎は、10cm程にしか成長しないため「小鮎」と呼ばれています。琵琶湖から川へ遡上し、石に生えている藻類(苔)を食べた鮎は、一般に言う鮎の大きさ(20cm以上)になります。
琵琶湖産の天然鮎は、海産鮎に比べ体高はやや高く、鱗がきめ細かで姿形が美しいこと、味や口当たりが良いことで知られています。
12月~3月初旬に捕れる体が透き通った鮎を「氷魚(ひうお)」と呼び、刺し網漁等で採捕された初春ものを「若鮎」と呼びます。また、4月以降の春本番から8月まで、琵琶湖では小鮎漁が行われます。

活 鮎

河川放流用(琵琶湖産・人工産・九州産)

琵琶湖産
姿形が良く、縄張り性が強い。低水温時にも良く釣れる「友釣り」に適した種苗。
※琵琶湖産鮎は平成19年6月に地域団体商標登録(地域ブランド登録)されました。
人工産
(1)琵琶湖産鮎を親鮎としたもの。
(2)木曽川水系に自生する鮎を親鮎としたもの。
加温用ボイラー設備
河川放流用の湖産種苗における冷水病の発症を抑える為、弊社では出荷前の湖産種苗に対しボイラーを用いた加温処理を行っております。
25℃で1日半、27~28℃で36~48時間の加温処理を行います。
加温中に斃死する個体はおりますが、生き残った健康な個体が皆様の河川へと放流されます。

※当社は2009年より、冷水病対策として全種苗に加温処理を実施しております。

種苗用(琵琶湖産・人工産)

種苗用人工産の様子
琵琶湖産
年間約1,000万尾を12月~8月に集荷しています。 主に河川放流に用い、一部は成魚まで育てます
人工産
湖産・継代・天然など、様々な親魚の組み合わせにより、ニーズに合わせた生産を心がけております。
孵化・初中間育成は愛知県の伊川津池にて行い、年間約800万尾を生産しています。

鮮 鮎

市 場 出 荷 用

市場出荷用
全国の市場へ出荷
弊社では、各養魚場にて育成した鮮魚の市場出荷を行っております。
3月~8月まではレギュラーを、9月~10月末までは子持ち小鮎を生産しています。
これらの商品は、大手仲卸を通じ全国の市場へと出荷されています。
妥協なく味を追求してきた鳥塚の鮎をご賞味いただけましたら幸いでございます。